よくあるトラブル(3つ)

1週間使うと、だいたいこの3つに当たります。対処は全部、公式docsに書いてあるものです。

1. コンテキストが埋まる(だんだん忘れる・遅くなる)

公式docsの前提: 「Claude のコンテキストウィンドウはすぐ埋まり、埋まるほど性能が落ちる」。会話・読んだファイル・コマンドの出力が全部入っているからです。

今すぐできること

予防

公式docs: ベストプラクティス「コンテキストを積極的に管理する」 / 公式docs: コスト管理「コンテキストを先回りで管理する」 / 公式docs: CLAUDE.md のサイズ目安

2. 同じ訂正を繰り返す

公式docsの言い切り: 「同じ問題で2回以上訂正したら、コンテキストは失敗した試行で汚れている。/clear して、学んだことを入れたもっと具体的なプロンプトで始め直す。きれいなセッション+良いプロンプトは、訂正を積んだ長いセッションにほぼ必ず勝つ」。

手順

  1. /clear
  2. 「前回は○○で失敗した。今回は△△の順でやって。終わったら□□で確認して結果を見せて」と、失敗の内容を最初から入れる
  3. 毎回言うことになりそうなら CLAUDE.md に1行足す(公式docs: 「同じ訂正を2回目に打ったら CLAUDE.md に書く」)

それでも守られないとき

公式docs: ベストプラクティス「早めに軌道修正」「よくある失敗パターン」 / 公式docs: CLAUDE.md に足すタイミング / 公式docs: フック

3. 勝手に消された・書き換えられた

今すぐ戻す

公式docsの限界: 巻き戻しで戻せるのは、Claude のファイル編集ツールで変えた分だけです。rmmv のようなコマンドで消したものは戻せません。サブエージェントが編集した分も戻せません。「git の代わりではない」と明記されています。

予防(3段階)

  1. お願いする: CLAUDE.md に「消す・上書きする前に対象を見せて返事を待つ」(雛形に入っています)。ただしこれは助言
  2. 禁止する: settings.jsonpermissions.denyBash(rm *)Bash(git push *)。禁止は許可より強い(公式docs)
  3. 聞かせる: Shift+Tab で手動モード(default)にすると、書き換えやコマンドのたびに確認が出ます。放置作業のときだけ auto に戻す

それでも心配なら、大事なフォルダは git で管理しておくのが公式の勧めです。「git で初期化して」と Claude に頼めばやってくれます。

公式docs(英語): チェックポイント(/rewind と限界。サブエージェントの編集が戻らない件はこちらに記載) / 公式docs(日本語): チェックポイント / 公式docs: 権限(deny ルール) / 公式docs: 権限モード