初期設定(コピペ3点)
貼るのは3つ。どれも「ファイル丸ごと」なので、そのまま貼れば動きます。各ファイルの先頭に「貼ると何が起きるか」「消し方」を書きました。
貼り方(共通)
いちばん簡単なのは、Claude Code 本人に作ってもらうやり方です。Claude Code の中で次のように頼み、続けて下のコードをそのまま貼ります。
次の内容で ~/.claude/settings.json を作って。すでにファイルがあるなら、中身を消さずに permissions の部分だけ足して。
(ここに下のファイルの中身を貼る)貼ったあと claude doctor(ターミナル)を打つと、設定ファイルの文法エラーがあれば教えてくれます。
1. ~/.claude/settings.json(自分専用・全プロジェクト共通)
貼ると何が起きるか: .env という秘密ファイル(パスワードやAPIキーが入ることが多い)を Claude が読めなくなります。git push(自分のコードをネットに送る操作)は Claude が勝手にできなくなります。npm run lint と npm run test ... は毎回の確認なしで実行できるようになります(npm を使っていなければ、この2行は何も起きません)。
消し方: ファイルを開いて該当行を消すか、ファイルごと削除します。~/.claude/settings.json を消しても Claude Code 自体は普通に起動します(設定が初期状態に戻るだけです)。
元ネタ: 公式docsの設定ページに載っている例そのままに、git push の禁止(公式の権限ページの例)を1行足したものです。
{
"$schema": "https://json.schemastore.org/claude-code-settings.json",
"permissions": {
"allow": [
"Bash(npm run lint)",
"Bash(npm run test *)"
],
"deny": [
"Read(./.env)",
"Read(./.env.*)",
"Bash(git push *)"
]
}
}書き方のルール(公式docsより):
Bash(npm run test *)の*は「その後ろに何が続いてもよい」の意味。*は必ずサブコマンドの後ろに置きます(Bash(git * main)のように前に置くと起動時に警告が出ます。英語版docsとv2.1.246の変更履歴に記載。古い日本語版docsにはこの例が許可ルールとして載っていますが、英語版が最新です)deny(禁止)はallow(許可)より強い。両方に当てはまると禁止が勝ちます- この場所(
~/.claude/)に置くと、自分の全プロジェクトに効きます。1つのプロジェクトだけに効かせたいときは、そのフォルダの.claude/settings.jsonに置きます
公式docs: 設定(サンプルJSONの出どころ) / 公式docs: 権限ルールの書き方 / 公式docs(英語): 権限ルール(ワイルドカード位置の警告) / 公式docs: 設定キー一覧(英語のみ)
2. プロジェクトの CLAUDE.md(そのフォルダ専用のメモ)
貼ると何が起きるか: そのフォルダで Claude Code を起動するたびに、このメモが最初に読まれます。「作業前に計画を見せて」「消す前に確認して」を毎回言わなくてよくなります。ただし公式docsいわく、これは「お願い」であって強制ではありません(絶対に止めたい操作は settings.json の deny か、フックを使います)。
消し方: ファイルを削除するだけ。何も残りません。
元ネタ: 公式の「短く・具体的に・200行以内」「ビルドコマンド・ルール・よくある落とし穴を書く」「/compact のときに残してほしいことを書ける」という指針に沿って、非エンジニア向けに言い換えたものです。空欄はあとで自分の言葉で埋めてください。
# このプロジェクトについて
- 何を作っているか: (ここに1行で書く。例: 家計簿のWebページ)
- 使っている道具: (例: HTML/CSS/JS、ビルド不要)
# 作業のルール
- 作業を始める前に、何をするかを3行以内の計画で先に見せる
- ファイルを消す・上書きする前に、対象を見せて私の返事を待つ
- 変更したら、確認手段(テスト・画面・コマンドの結果)を実行して結果を見せる
- 同じ訂正が2回続いたら、このファイルに1行追記してから続ける
# よく使うコマンド
- 確認用サーバー: `python3 -m http.server 8000`(ブラウザで http://localhost:8000 を開く)
# まとめ(/compact)のとき
- 変更したファイルの一覧と、まだ終わっていない作業は必ず残す読み込まれたかは、Claude Code の中で /context と打ち、Memory files の欄に CLAUDE.md が出ていれば確認できます(英語版docsの案内。日本語版docsでは /memory で確認する、と書かれています。どちらでも見られます)。
公式docs(英語): CLAUDE.md(/context での確認) / 公式docs(日本語): CLAUDE.md / 公式docs: ベストプラクティス「効果的な CLAUDE.md」
3. .claude/agents/kensa-gakari.md(AI社員を1人だけ置く)
貼ると何が起きるか: 「検査係」という部下が1人できます。「検査係に確認してもらって」と頼むと、別の作業部屋(別のコンテキスト)で読んで報告だけしてくれます。tools に書いた道具(読む・探す・コマンド実行)しか使えず、ファイルの書き換えはできません。
消し方: ファイルを削除するだけ。
元ネタ: 公式docsのサブエージェント形式(先頭の --- で囲んだ部分に name と description が必須、tools は任意)に従っています。
---
name: kensa-gakari
description: 検査係。作ったものを辛口で確認する担当。「確認して」「レビューして」「本当に合ってる?」という依頼のときに使う。ファイルは書き換えない。
tools: Read, Grep, Glob, Bash
---
あなたは検査係です。実装係が作ったものを、疑いの目で確認します。
やること:
- 依頼された範囲のファイルを読み、動かせるものは動かして結果を見る
- 問題は「場所(ファイルと行)・何が起きるか・直し方の案」の3点セットで報告する
- 直さなくてよいもの(好みの問題)は「任意」と分けて書く
やらないこと:
- ファイルの書き換え・削除(報告だけ。直すのは実装係の仕事)
- 見ていない箇所を「たぶん大丈夫」と書くこと(見ていないなら「未確認」と書く)形式が正しいかは、ターミナルで次を打つと確認できます。
claude plugin validate .claude/agentsこのページの雛形は起動確認済みです
上の3ファイルを新しい空フォルダに置いて Claude Code を起動し、応答が返ることを確認しています。手順とログは 公式GitHub ではなく、このサイトの制作記録(docs/startup-check.log)に残しています。自分で確かめたいときは、空フォルダで次を打ってください。
claude -p "OK とだけ答えて" --max-turns 1