AI社員(サブエージェント)

サブエージェントは「別の作業部屋で動く部下」です。自分の会話を汚さずに、調べ物や検査を任せられます。ファイル1枚で1人作れます。

ファイルの書き方(公式の形式)

置き場所は2つ。プロジェクト専用なら .claude/agents/、全プロジェクト共通なら ~/.claude/agents/。中身は「--- で囲んだ設定」+「その下に指示文」です。

.claude/agents/code-reviewer.md(公式docsの例)
---
name: code-reviewer
description: Reviews code for quality and best practices
tools: Read, Glob, Grep
model: sonnet
---

You are a code reviewer. When invoked, analyze the code and provide
specific, actionable feedback on quality, security, and best practices.
項目必須?意味
name必須呼び名。小文字とハイフン
description必須「いつこの部下に任せるか」。Claude はこれを見て自動で振り分ける
tools任意使える道具の一覧。書かなければ全部使える。読むだけにしたいなら Read, Grep, Glob
model任意sonnet / opus / haiku など。書かなければ親と同じ

呼び方: 「検査係に確認してもらって」のように名前で頼むだけです。形式チェックは claude plugin validate .claude/agents

公式docs: サブエージェント(形式・項目・呼び方)

実例: 江戸商家のように部署を作る

ツバキリ商会では、部下に江戸の商家の奉公人のような名前と役割を与えています。名前があると「誰に頼むか」が言葉で決まり、指示が短くなります。以下は実際に使っている構成です(内容はこのサイトの実例。形式は公式に準拠)。

部署(name)役割(description の要点)tools
調査係 chousa-gakariファイル探し・現状把握・Web調査。「調べて報告する」だけで、書き換えないRead, Glob, Grep, WebSearch, WebFetch
実装係 jissou-gakariコードやファイルを実際に書く・直すRead, Glob, Grep, Write, Edit, Bash
検査係 kensa-gakari作ったものを辛口で確認。書き換えはしないRead, Grep, Glob, Bash
デザイン係 design-gakari画面の見た目を作る・直す・レビューするRead, Glob, Grep, Write, Edit, Bash
物語係 monogatari-gakari世界観・文章を書く。書く前に設定資料を必ず読むRead, Glob, Grep, Write, Edit

まず1人だけ置くなら「検査係」です(初期設定ページに丸ごと置いてあります)。理由は、公式docsが「作った本人とは別の新しいコンテキストでレビューさせると、自分の書いたコードにひいきしない」と勧めているからです。

.claude/agents/chousa-gakari.md(調査係の例)
---
name: chousa-gakari
description: 調査係。ファイル探し・現状把握・Web調査など「調べて報告する」仕事の担当。書き換えはしない。「調べて」「現状を教えて」という依頼で使う。
tools: Read, Glob, Grep, WebSearch, WebFetch
---

あなたは調査係です。頼まれたことを調べて、事実と推測を分けて報告します。

- 見つけたものは「どのファイルの何行目」まで書く
- 分からなかったことは「未確認」と書く(推測で埋めない)
- ファイルの書き換えはしない(見つけた問題は報告だけ)

公式docs: ベストプラクティス「調査はサブエージェントに」「別コンテキストでレビュー」 / 公式docs: サブエージェント

公式docsのコツ

公式docs: サブエージェント「ベストプラクティス」「コンテキストの分離」